2020年 10月 2日 (金)

新型コロナ流行は続く、だが「アンダーコントロール」だ シンガポール首脳の「国民を安心させる」情報発信

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   世界保健機関(WHO)が2020年3月11日(現地時間12日)、新型コロナウイルスの感染拡大で、世界的な流行を意味する「パンデミック」の状態だと認定したことを受け、世界各国の政府は対応方針を改めて説明した。

   そんな中で、日本ではおなじみの「状況はコントロールされている(the situation is under control)」という言葉を使って説明したのが、シンガポールのリー・シェンロン首相。11分半にわたるビデオメッセージで、「1年か、それ以上かもしれない」とする認識を示した上で、今後の対応策、国民に求めることなどを語った。

  • シンガポールのリー・シェンロン首相。ビデオメッセージで「シンガポールの状況は引き続きコントロールされている」などと説明した(写真はシンガポール首相府の動画から)
    シンガポールのリー・シェンロン首相。ビデオメッセージで「シンガポールの状況は引き続きコントロールされている」などと説明した(写真はシンガポール首相府の動画から)
  • シンガポールのリー・シェンロン首相。ビデオメッセージで「シンガポールの状況は引き続きコントロールされている」などと説明した(写真はシンガポール首相府の動画から)

「重症者にリソースを集中させて対応のスピードを上げ、犠牲者の数を最小化」

   日本の厚生労働省のまとめによるとシンガポールでは、3月11日時点で178人の感染を確認。死亡者は出ていない。新型コロナをめぐっては、リー氏が2月8日、ヘン・スイキャット副首相兼財務相が2月16日にビデオメッセージを出している。WHOのテドロス・アダノム事務局長は3月9日の記者会見で、ビデオメッセージについて「全省庁を挙げた取り組みの好例」で、「リスクを説明し、国民を安心させるのに役立っている」などと評価している。

   リー氏が3月12日に出したビデオメッセージでは、WHOの「パンデミック」宣言を受け、現状認識について

「(8か月ほどで収束した)SARS(重症急性呼吸器症候群)とは異なり、大流行はしばらくの間続くだろう。1年か、それ以上かもしれない」
「すでに中国、イラン、韓国、イタリアには渡航制限を行っている。一時的に、さらに強化せざるを得なくなるだろうが、完全にシンガポールと世界を隔絶させることはできない」

などと発言。感染拡大が長期化し、さらに感染者数が増える可能性に言及した。

   国民に対しては、個人の衛生状態を保ったり人混みを避けたりする「基礎的な事柄」の励行を求める一方で、仮に感染者数が大幅に増加した際の対応策にも触れた。

   感染者が増えれば、現在のように全員を入院させて隔離することはできなくなると指摘。感染者のうち80%は症状が軽いことから、リー氏によると、高齢者や基礎疾患があって重症化しやすい人のみを入院させ、そうでない人は自宅などに隔離することが「賢明」。こうすることで「重症者にリソースを集中させて対応のスピードを上げ、犠牲者の数を最小化したい」とした。

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