新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受け、タンパベイ・レイズの筒香嘉智選手、トロント・ブルージェイズの山口俊投手、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手など日本人大リーガーの相次ぐ帰国が報じられている。そんな中、シカゴ・カブスに所属するダルビッシュ有投手は2020年4月2日にツイッターで「アメリカ残留」を宣言。一方で、他の日本人選手の帰国には理解を示した。「ウイルスを持っている可能性がないともいえず...」ダルビッシュ選手は10時頃の投稿で「帰国しないんですかー?とかたまに聞かれますが、自分たちはアメリカに残ります」と発言。その理由について、「(自分が)ウイルスを持っている可能性がないともいえず、それをまだ感染が爆発していない場所に持ち込む可能性を排除したいからです」と説明した。ただ、田中選手帰国のニュースをユーザーから教えられると、「まさお帰ったんかーい!でも神様はセーフ。むしろ守り神」と反応し、「自分たちはオフもアメリカなんで残るのは簡単なんですよね。シーズン中だけアメリカにいる選手はこの状況でアメリカにとどまるのは恐怖でしょうね」と選手による立場の違いに理解を示した。また今季からメジャー挑戦となった山口選手の帰国については、「今年MLBに加入した選手がこの状況のアメリカにとどまるのは死を感じると思います」と持論を語った。
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