2024年 4月 17日 (水)

「100人近くが喋り続ける職場に恐怖」 コールセンター従業員が訴え、3キャリアに対応を聞いた

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

出勤人数は変更せず、マスク着用などで対応するキャリアも

   新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中で、各企業のコールセンターのスタッフだとする人から、3密状態の怖さを訴える声がツイッター上などでも相次いでいる。

「毎日3密の中で左右前後1m以内、pcやヘッドセット使い回しで働いています。本当に恐怖です」「お休みすると更新しないと言われた。軽く脅しだよね」「命より大切なお客様対応って何?」「誰か感染しないと休みにならない。休業して」...。

   実際、大手キャリアを含む各企業のコールセンターでは、感染者が明るみに出たケースもいくつかある。東京都中野区内のあるコールセンターでは、職場以外での協力会社の社員同士のプライベートな活動が原因だったというが、PCR検査で社員ら10人の陽性が確認された。また、東京都多摩市内や大阪府内、那覇市内のコールセンターでも確認が発表されている。

   そうした中、大手携帯キャリアの各社でも、感染防止対策は実施している。

   NTTドコモやauブランドのKDDI、ソフトバンクに取材したところ、コールセンターについては、ドコモやauは、オペレーターの出勤人数を縮小して対応し、ソフトバンクは、出勤人数は変更せず、マスク着用や消毒液設置などを徹底していると、それぞれの広報担当者が4月15日までの取材に説明した。通信サービス維持に必要なため短縮営業や休業はしていないといい、在宅のテレワークについては、3社とも、顧客情報を扱うため行っていないと答えた。

   とはいえ、先のケースのように、委託先の子会社などで不十分な対応に留まっている可能性もあり、さらなる対策強化が求められそうだ。

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