実業家の前澤友作氏が、2020年5月27日、ツイッターで自身の過去5年間の納税額とする数字を明かした。前澤氏が取締役を務める資産管理会社について、東京国税局から19年3月期までの3年間に約5億円の申告漏れを指摘されていたことが関係者の話でわかったと、27日朝に読売新聞オンラインから報じられていた。同日昼には、共同通信からも同様の記事が出ている。同日の読売新聞朝刊(東京14版)は、前澤氏個人も18年までの3年間で計約9900万円の申告漏れを指摘されていたとも伝えている。なお、いずれもすでに修正申告を行ったとしている。「5年間でちょうど500億円納税してました」前澤氏は読売新聞オンラインの記事に反応し、「私は逃げも隠れもしないし、税務処理の方法でご指摘があれば、惜しまず税金払いますので、税金はどうか有効活用願います。早速提案です。国民の秘密が特定の新聞社に秘密裏にリークされることのない安心して暮らせる国家の実現を希望します」とツイート。続けて「今回調査の対象となった過去5年間の納税額を参考までに開示します。2015年度54億円2016年度68億円2017年度34億円2018年度62億円2019年度282億円5年間でちょうど500億円納税してました」と明かした。さらには、報道が「関係者」の話を元にしていることを受けて、「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない」とする国家公務員法第100条第1項の画像を添付し、「大変だ!!リークは立派な犯罪みたいですよ」と報道への反感を示した。
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