2020年 9月 27日 (日)

YouTube広告が「無法地帯」化 アダルト、情報商材、怪しいサプリ...背景にコロナ禍か

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審査が追いつかない?

   ITジャーナリストの高橋暁子氏は取材に、前述の広告が目立つようになった理由をこう指摘する。

「ユーチューブ広告は入札式なので、入札があればあるほど単価が高くなります。ですがコロナ禍で企業が広告宣伝費を減らした結果、広告出稿が激減し、広告単価が減ったことであやしい広告が増えてしまったと考えられます」

   グーグルは広告を公開前に審査しているはずだが、機能していないのか。

「広告はコンテンツ(一般の投稿動画)と基準が違い少し甘いです。コンテンツは細かな規制を設け、違反したものは削除されたり、広告がつけられなかったり、あるいは広告はついても単価が下がるなどの措置を取ってきました。大きなプラットフォームに成長し、批判が集まった(※)ために細かな対策をしなければいけませんでした。広告については、そうした基準の差に加え、現状では審査を厳しくすると広告が埋まらなくなってしまう恐れもあります。そのほか、視聴数が急増していて審査が追いつかない面もあるかと思います」

   ※例として、ヘイトスピーチや過激思想を主張するユーチューブ動画に広告が掲載されていたとして、17年3月に米大手企業が相次いで広告を取り下げる騒動があった。

   広告出稿がコロナ以前まで回復するにはどれくらい時間がかかるのか。今後の見通しについて高橋氏は、「広告は徐々に戻って来ていますが、経済的にはまだこれからです。特にグーグルの本社があるアメリカがかなりの痛手を被っていることもあり、完全に戻るまでにはもう少し期間が必要だと思います」と予想する。

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