2024年 4月 19日 (金)

阪神「上昇ムード」に水差した西勇輝の不倫報道 直後の一戦に敗れ再び最下位に

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ボーア好調も中継ぎ陣の不安ぬぐえず

   一方でこの日は打撃陣においては明るい兆しが見えた。初回に先制されるも3回に糸原健斗内野手(27)がライトスタンドに叩き込み1点を返した。3点ビハインドの6回には2本のヒットと3つの四球で3点を奪い同点に追いついた。7回にはジャスティン・ボーア内野手(32)が今季5本目となる本塁打を放ち、打率.309と開幕直後の不調を振り払うかのような活躍が続いている。

   上り調子の打撃陣に対して中継ぎ陣には不安が残る。今シーズンはピアース・ジョンソン投手(29)とラファエル・ドリス投手(32)が抜け、中継ぎ陣の整備が求められる。セットアッパー候補としてソフトバンクからロベルト・スアレス投手(29)を獲得したが、守護神・藤川球児投手(39)の不調でスアレスが抑えに回っており、中継ぎが手薄となっている。首脳陣の期待がかかる馬場は、この日は3失点といいところなしに終わっている。

   チームは連敗がストップし借金「4」。一夜にして最下位に逆戻りとなった。今月は16日以降、本拠地・甲子園で8試合が予定されているだけに、ここで借金を返したいところ。矢野燿大監督(51)はボーア、サンズの両外国人の復調に手応えを感じつつ、中継ぎ陣に対しては「ああいうところでうちも粘っていかないと上に行くって難しくなる」と話した。

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