2024年 4月 27日 (土)

安倍首相、コメントにも「変化」が 「挑戦」「全身全霊」から「感謝」「御礼」へ

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   安倍晋三首相の連続在職日数が2020年8月24日で12年12月の政権復帰から2799日となり、大叔父の佐藤栄作元首相が持っていた歴代最長記録を塗り替えた。健康不安が指摘される中での記録更新だ。

   安倍氏はこの日、8月17日に続いて東京・信濃町の慶応大病院で検査を受け、記者団に対して「体調管理に万全を期して、これからまた仕事に頑張りたいと思いと思う」と説明した。ただ、今後の政権運営への意気込みや、具体的な政策課題への言及はなく、口にしたのは国民などへの「感謝」だった。19年11月に「通算在職日数」が単独で歴代最長になった際に「私の自民党総裁としての任期は2年近く残っている」として「全身全霊をもって政策課題に取り組んでいきたい」と話していたのとは対照的だ。

  • 連続在職日数の最長記録を更新を受けて取材に応じる安倍晋三首相。「体調管理に万全を期して、これからまた仕事に頑張りたい」などと話した(写真は首相官邸ウェブサイトから)
    連続在職日数の最長記録を更新を受けて取材に応じる安倍晋三首相。「体調管理に万全を期して、これからまた仕事に頑張りたい」などと話した(写真は首相官邸ウェブサイトから)
  • 連続在職日数の最長記録を更新を受けて取材に応じる安倍晋三首相。「体調管理に万全を期して、これからまた仕事に頑張りたい」などと話した(写真は首相官邸ウェブサイトから)

「体調管理に万全を期して、これからまた仕事に頑張りたい」

   安倍氏は4時間ほどの慶応病院滞在を終えて首相官邸に移動し、2分弱にわたって報道陣の取材に応じた。検査については

「今日は先週の検査の結果を詳しくお伺いし、そしてまた、追加的な検査を行った。体調管理に万全を期して、これからまた仕事に頑張りたいと思う」

と説明した。記者の「検査結果をうかがうことはできるのか」という質問については

「今日は、検査、再検査を行ったところだ。またそうしたことについてはお話をさせていただきたい」

と応じ、何らかの形で説明する考えだ。

   連続在職日数の記録更新については、

「結果を出すために、1日1日、日々、全身全霊を傾けてきた。その積み重ねの上に、今日の日を迎えることができたのだろうと考えている」

と述べた上で、国民への「心からの御礼」「感謝」を口にした。

「すべては、これまでの国政選挙において、力強い支持をいただいた国民の皆様のおかげだ。心から御礼申し上げたいと思う。また、大変厳しいときにあっても、至らない私を支えていただいた、全ての皆様に感謝申し上げたいと思う」
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