2024年 4月 20日 (土)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
コロナ禍の医療体制 熱中症搬送で知った「病院の今」

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一刻を争う中でも、抜かりない対策

   今回、熱中症であったが、医療体制はコロナ対応で大変なのがわかった。救急隊員も筆者がコロナ感染者かもしれないという対応だった。一刻を争う中で、コロナ対応にも抜かりがないにするのは大変な努力だ。

   病院も、コロナ対応のために、他の手術などが遅れ気味になっていた。入院した部屋は通常二人部屋だと思うが、筆者を含め3人だった。他の二人は検査・手術待ちだったようだが、コロナのために諸スケジュールが遅れているようだった。実は一人部屋を希望したが、コロナのために空けておく必要があるので、希望はかなわなかった。

   医療現場でのコロナ対応はかなりの負荷になっているようだ。実は、コロナは感染症法上5段階中2番目に高い「2類相当」とされ入院勧告対象になっており、これが医療現場で負担になっている。厚労省も、その措置を見直すようである。現場の負担は極力少なくするようにしたいものだ。

   最後に、救急隊員の皆様、医師看護師の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。


++ 高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。著書に「さらば財務省!」(講談社)、「FACTを基に日本を正しく読み解く方法」(扶桑社新書)、「国家の怠慢」(新潮新書、共著)など。


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