米アップルは2020年9月15日(現地時間)、新しいiPadAir(第4世代)とiPad(第8世代)を発表した。ツイッター上では、アップルに関する「#AppleEvent」、「TouchID」、「iPadAir」、「AppleWatch」などがトレンド入りするなか、「USB-C」もトレンド入りを果たした。ニンテンドースイッチ、アンドロイドも今回の発表では、iPadAirのコネクタに「Lightning(ライトニング)」ではなく、iPadProと同様のType-C(USB-C)が採用されたことが話題となった。アップルはこれまでライトニングという独自規格を、2012年に発売されたiPhone5、第5世代iPodtouchと第7世代iPodnano以降のモデルで起用してきた。この規格はApple社製の製品にしか用いられないために、ライトニング単体で同社以外の製品で充電やデータ転送を行うことはできない。しかし2018年のiPadProから「USBType-C」(以下USB-C)端子採用のライトニングケーブルが導入された。USBは、周辺機器を接続するための統一規格として登場した規格である。14年に登場したUSB-Cは、一部のAndroidスマートフォンや、人気ゲーム機NintendoSwitchにも用いられている。さらにソニーが20年9月15日発表した新型ミラーレス一眼カメラ「α7C」や、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが年末に発売予定のPlayStation5のコントローラーの充電や給電にも対応している。SNS上では「最悪iPadAirの充電ケーブルが壊れてもUSBのtypeCであれば、Switchやパソコン、イヤホンの充電ケーブルで充電できる」「typeCになったのか???Switchと同じじゃん」といった声が寄せられている。
記事に戻る