2024年 4月 20日 (土)

藤浪、パ・リーグで「守護神」として再生? 成績不振も他球団の「評価」高く

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   巨人からロッテに緊急トレードされた沢村拓一の鮮やかな復活ぶりをメディアはこぞって取り上げている。

  • 甲子園のエースとしてよみがえるのか、それとも…(イメージ)
    甲子園のエースとしてよみがえるのか、それとも…(イメージ)
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沢村のように復活を...

   巨人では今季13試合登板で1勝1敗1ホールド、防御率6.08。2020年シーズンは「勝利の方程式」を担うセットアッパーとして期待されたが、制球難で走者をためて痛打を浴びる繰り返しで首脳陣の信頼を失った。

   7月下旬にファーム降格すると、その後も本来の状態からほど遠く、異例の3軍降格も経験。どん底まで落ちたが、環境を変えることで躍動感を取り戻した。ロッテにトレードが決まると、入団会見を行った今月8日に即1軍登録され、日本ハム戦(ZOZOマリン)で3者連続三振の衝撃デビュー。11日のオリックス戦(ZOZOマリン)も2点リードの8回無死二塁のピンチで登板し、無失点と完ぺきな快投を見せた。

   持っている潜在能力は凄いが、なかなか発揮できない。これは沢村だけでなく、阪神・藤浪晋太郎にもあてはまる。かつての「虎のエ―ス」も近年は不振が続き、昨年はプロ7年目で自身初の未勝利に。今季は7月中旬に昇格したが、拙守にも足を引っ張られて4連敗を喫した。

   8月21日のヤクルト戦(神宮)で692日ぶりの白星を手にしたが、まだ完全復活までの道のりは長い。9月5日の巨人戦(甲子園)で5回途中11失点の大炎上。13日の広島戦(甲子園)も4回途中5失点KOを喫し、翌14日に登録抹消となった。

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