2021年 7月 28日 (水)

「中村獅童インスタへの罵詈雑言」のなぜ 心理学専門家「(竹内結子さん死去と)どんなに関連性が薄くとも...」

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   女優の竹内結子さんが死去したことについての余波が収まらない。なぜか、元夫で歌舞伎役者の中村獅童さん(48)のインスタグラムに中村さんを攻撃するようなコメントが相次ぐ事態も起きた。なぜ、こんな反応がみられるのか。心理学の専門家に話を聞いた。

  • 明後日の方向から怒りをぶつける人々は、一体何を考えているのか?(写真はイメージ)
    明後日の方向から怒りをぶつける人々は、一体何を考えているのか?(写真はイメージ)
  • 明後日の方向から怒りをぶつける人々は、一体何を考えているのか?(写真はイメージ)

「投稿、申し訳ございませんでした」といった謝罪も出始めたが...

   竹内さんが亡くなる前日の2020年9月26日、中村さんはインスタグラムに自身の次男の顔写真を投稿。「なっちゃんよく笑います」と、その笑顔を喜ぶ中村さんのメッセージが添えられた写真には、当初こそ、その笑顔を愛でる声が寄せられていたが、竹内さんの死が報じられて以降、そのコメント欄は一変。寄せられるのは、中村さんへの誹謗中傷がメインとなったのだ。例を挙げると、

「最初の結婚で結子さんが傷つく事なく、当時の御家族でお子さんと幸せに暮らす事が続いてたら数年後にこんな事にはなってなかったのかな...とは正直思ってしまいます」

   といったコメントのほか、竹内さんの死去の前の投稿であるにもかかわらず、自身の子供の笑顔の写真など不謹慎であるといった罵詈雑言すら書き込まれる事態となったのだ。

   同投稿へは中村さんへの「批判」だけでなく、それらの批判を良しとしない、中村さんを励ます書き込みも殺到し、大炎上状態に。ただ、竹内さんの死が報じられた3日後となる30日時点では、「投稿、申し訳ございませんでした」といった、行き過ぎた書き込みを謝罪するコメントが集まり始めるなど、騒動は沈静化に向かい始めている。

   ただ、事態が沈静化に向かい始めたとはいえ、中村さんのインスタグラムがいったんは大炎上したのは事実。筋違いの「怒り」で騒動が起きたことは紛れもない事実だ。なぜ、こういう状況が生まれてしまうのか。J-CASTニュース編集部では今回、中村さんに向けられた「批判」をはじめ、ネット上での怒りの向かい方の謎について、経営コンサルタントで心理学博士の鈴木丈織氏に意見を聞いた。

「仮想敵を設定してそれを叩くことで...」

   まず、鈴木氏は「かつて竹内さんと中村さんが結婚していた」という事実を挙げつつ、中村さんを批判する人々について以下のように分析した。

「今回のような社会を揺るがすレベルの悲しい出来事が起きた場合、世の中の人々は『なぜ、このような悲惨なことが起きたのか?』と原因を考えます。考えたところで答えは見つかりませんが、『原因を考える』という行為自体が、悲しみを緩和するのです。その際、原因を探る際の方向性は『自身が知っている知識』によって決まるので、世の中の人々からすると、『中村獅童さんが竹内結子さんと結婚していた』という事実は、どんなに関連性が薄くとも、悲しい出来事の原因として『繰り上げ当選』してしまうのです。その結果、中村さんのインスタグラムに批判が集まってしまったと考えられます」

   ただ、中村さんのインスタグラムには、竹内さんの死去前の投稿にもかかわらず、自身の子供の笑顔の写真など不謹慎であるといった罵詈雑言も集まっていた。これについて鈴木氏は、

「かつて、『離婚相手のSNSを覗きに行った時に、そちらについていった自身の子供の写真を見て悲しい気持ちになった』といった経験がある方は、今回の中村さんの次男の笑顔写真を見て不快感を抱き、炎上に乗じて罵詈雑言を書き込んでしまった可能性があります。人間は自身の悲しい思い出と類似する出来事があった場合、仮想敵を設定してそれを叩くことで鬱憤を晴らそうとすることがあります。今回で言うと、普段から上記のような感情を貯め込んでいる人が、『中村さんが竹内さんの死をきっかけに叩かれている』という現象を目にした結果、鬱憤晴らしのために何ら関係ない自らの感情を中村さんにぶつけてしまったのだと思われます」

と、別の原因があると指摘した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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