2021年 1月 17日 (日)

浦和レッズサポ、コロナ対策無視の大声・指笛... 「同じサポーターとして恥ずかしい」の声、クラブに対策を聞いた

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   新型コロナウイルス感染対策のためのルールを破って応援したサッカーJ1・浦和レッズの一部サポーターに対し、厳しい声があがっている。2020年11月3日のJ1第26節・サンフレッチェ広島対浦和戦(1-1/エディオンスタジアム広島)では、アウェーの浦和サポーターから禁止行為の「指笛」や「大声」での応援が見受けられた。

   Jリーグは10月からアウェー席の動員を解禁。アウェーゲームに足を運ぶことができるようになったことはサポーターにとって喜びであると同時に、感染拡大を防ぐためのルール徹底がこれまで以上に求められるともいえる。浦和の広報担当は取材に「同様のことがなるべく起こらない対応を考え、実施していきたいと思います」と話している。

  • エディオンスタジアム広島(記事中の試合当日の写真ではありません)
    エディオンスタジアム広島(記事中の試合当日の写真ではありません)
  • エディオンスタジアム広島(記事中の試合当日の写真ではありません)

場内アナウンスでも禁止事項を伝えていた

   Jリーグは人の移動による感染拡大を防ぐために禁止してきたアウェー(ビジター)席の設置を、10月から解禁。クラブごとの判断でアウェー席のチケット販売が可能となった。

   Jリーグは応援スタイルについても10月17日以降、拍手・手拍子や横断幕掲出などを解禁。太鼓などの鳴り物は試合の主管クラブに判断を委ねる。一方、飛沫感染を防ぐ観点から「声を出す応援」や「大旗を含むフラッグを振る」行為は引き続き禁止。「指笛・チャント・ブーイング、トラメガ・メガホン・トランペット等道具・楽器を使うことも当面不可」とした。

   広島がアウェー席の販売を解禁したのが11月3日の浦和戦。その最初の試合で、一部の浦和サポーターが禁止行為である大声や指笛による応援、さらにチャント(応援歌)を繰り返していた。飲水タイム時などに場内アナウンスで、大声での応援は禁止していることを伝えていた。

   こうした様子は試合を配信しているDAZNの映像でも確認できる。ツイッターでは現地観戦者とみられるユーザーも含め、

「浦和サポさん。ルール守ろうよ...」
「今がどういう状況か分かってないのかな?」
「浦和サポの集団としての自浄能力のなさを露呈し続ける醜態」
「同じサポーターとして恥ずかしい。本当にルールが守れない 処分して欲しい」

などと厳しい書き込みがあった。

   「ここまで来ると何より他の善良な浦和サポが不憫でしょうがない」と同情するユーザーも。また、「浦和サポに関しては、罰という意味でも実利的な意味でも無観客にさせるのが一番いいんじゃないのかね。ルール守れない奴らが観戦していい状況でもないでしょ」といった声まであがった。

直前の大分トリニータ戦でも...

   広島もJリーグの感染対策ガイドラインに則り、公式サイトで「チャントやコールなど応援を先導するような行為」「歌を歌うなど声を出しての応援、指笛」などを禁止行為として明記している。広島の広報は4日、J-CASTニュースの取材に、今回見られた禁止行為について「Jリーグと対戦クラブと協議し対応しております」と答えた。

   10月31日の第25節・大分トリニータ対浦和戦(0-0/昭和電工ドーム大分)でも、ホームの大分が禁止している「立ち見による観戦・応援」があった。また、場内で禁止している「太鼓等(鳴り物)」の使用をスタジアム外から行ったことも観戦ルールの「抜け道」だとする声があった。

   大分は10月18日の試合でアウェー席を解禁し、この浦和戦後の11月2日、大分は「両チームの一部サポーターによりスタジアムの秩序を乱す行為が確認されました」として、「両チームの運営を通じ、サポーターへルール遵守・事態収束を求めてまいりましたが、試合終了まで改善することが出来ませんでした。まずは運用の不手際により事態を未然に防げず、当日不快な思いをさせてしまったお客様に対して謝罪をさせていただきます」と、解禁2試合目にしてお詫びの声明を出している。

   また「サッカーのスタジアムはチームだけではなく、ホームとアウェーのサポーターが応援にしのぎを削る場であります。しかしながら、双方が定められたルールを守るという姿勢が安全・安心できる快適なスタジアム空間をつくる基本であり、双方が相手をリスペクトするということが前提にあると考えます」としてルール順守の協力を呼びかけた。

ルール順守の対策は?浦和に聞く

   Jクラブ屈指の観客動員数を誇り、サポーターの数・熱量が大きいことで知られる浦和だが、規模が大きいだけに一部サポーターの身勝手な行為が悪目立ちすることも少なくない。ホーム席のみで観客を入れていた7月の試合でも、禁止行為の指笛や大声の応援が取り沙汰され、物議を醸していた。今後はアウェー席解禁で人の移動がいっそう増えるだけに、感染対策を徹底することはより重要になってくるといえる。

   浦和レッズの広報担当者は4日、J-CASTニュースの取材に「大分戦も広島戦もアウェーですが、我々のサポーター対応をするスタッフを現地に派遣し、何かあれば声掛けしていました。アウェークラブの観戦ルールをウェブサイトなどで見てもらうことはもちろん、そうしたルールを当クラブからサポーターメンバーに伝えてもいます。こうしたこと(禁止行為)が起きないようにという対策はしていました」と話す。

   ただ、「それだけで収まらなかったことがあったのは事実です。試合経過によって咄嗟に感情的なリアクションをするサポーターが一部いたのは認知しています。これ(禁止行為)に対してはJリーグともコミュニケーションを取っています」としている。

   なお、大分戦でスタジアム外から鳴り物を使っていたことについては「サポーターがチームを鼓舞するために考えてやったことだと思います。ルールの範疇外の行為なので、良いか悪いかの判断は難しいと思います。ただいずれにしても、試合は相手チームがあってこそ成り立つものですので、お互いが納得できる形で実施していくのが一番いいと思います」との認識を示した。

   浦和は次の第27節・横浜F・マリノス戦もアウェー開催。担当者は「それまでに当クラブ内での話し合い、サポーターとの話し合いをして、しかるべき対応というか、同様のことがなるべく起こらない対応を考え、実施していきたいと思います」と話している。

(J-CASTニュース編集部 青木正典)

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