2024年 4月 24日 (水)

気づかなかったことも「無理やりにでも変わっていかざるを得ない」 曽我部恵一が、コロナ禍の今考えること

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延期ツアーは「そこで死んでもいいってくらい」

   ――色々な話に発展しましたが、そろそろ総括に行きたいと思います。延期されていたサニーデイのツアーが来春にかけて行われていく予定です(12月10日取材時点)。今後、社会情勢の変化があるかもしれませんが、ツアーに懸ける意気込みをお聞かせください。

曽我部:もう散々伸ばしたんで、僕らとしてはやっとお客さんの前でできる、という気持ちです。こんな時期ですけど、チケット買って来てくださるお客さんがいるわけで、それは感謝しかない。思いっきり、そこで死んでもいいってくらい、自分たちの「一瞬の真実」みたいなものを表現するつもりではいます。とにかく、全力でやります。

   ――最後にお聞きします。このお店(カレーの店・八月)をどんなお店にしていきたいですか。

曽我部:お店って、バンドもそうなんですけど、長くやらないと本当の良さって分からなかったりする。長いことがいいっていうものではないですけど、やっていってお客さんが育ててくれるというところがある。お店のカラーはお客さんのカラー。今はまだ赤ちゃんみたいなものなので、成長して、いい形になって行きたいなと思います。とにかく「お店を続ける」ことが目標です。

   ――PINK MOON RECORDSはどうですか。

曽我部:レコード屋は急場凌ぎで始めたので、「いつやめようか」って感じです(笑)。なので、ここは色々な形に変わっていったら面白いなと。「〜年から〜年までギャラリーだったよね、あの時期はギターの修理屋さんだったよね」とかなんでもいいんですけど、そういうフレキシブルな使い方を考えています。

   ――変わらないもの(カレー店)と、変わり続けるもの(3階スペース)のミックスで1つのビルを成り立たせる。面白い構造ですね。

曽我部:そうそう。
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