プロ野球・巨人の原辰徳監督の試合後インタビューをめぐる、ちょっとした奇跡が話題になっている。2021年5月18日の試合直後。原監督は、この日ホームランを放った4番・岡本和真選手の活躍を、「眠狂四郎」に例えて称賛していた。奇しくもこの日の夜、狂四郎を演じた俳優・田村正和さんの訃報が伝えられたばかり。インタビュー当時、原監督は田村さんの訃報を知らなかったそうで、思わぬ偶然にネット上では、「縁を感じます」「虫の知らせってやつか」といった声が出ている。「完全に狂四郎みたいな形でね」18日、本拠地・東京ドームでのカープ戦。4番の岡本選手は、3打席連続での凡退の後、4打席目に10号となる2ランホームランを放ち、試合を決めた。そうした試合後のインタビューで、原監督は岡本選手について、次のように語っていた。「今日は...、少し眠ってたのかなっていう状況があったんですけど、あそこで完全に眠狂四郎みたいな形でね、起きましたね」こうした発言について、スポーツ報知の巨人取材班の公式ツイッターは、「原監督は最初のコメント時には田村さんの訃報を知らず偶然でした」と補足。その後、記者から訃報を伝えられたとして、「そうなの?おいくつ?大好きな俳優さんだった」と懐かしんだ、としていた。田村さんは巨人ファンだったネット上では、この偶然に驚いたとするファンの声があがっている。「そんな偶然ある!?」「偶然とはいえ、縁を感じますね」「虫の知らせってやつか...」生前、田村さんは大の巨人ファンとしても知られていた。俳優として活躍し、多忙な日々を送る中でも巨人戦は欠かさず観ていたという。「そうそう田村さんって巨人ファンだったんですよね。まさか、こんな偶然があるとは」「今日の勝利見ててくれてるかな」「田村正和さんは巨人ファンで有名だったので、なんらかの『引力』が発生したのかも」
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