タレントの小林礼奈さんが2021年6月10日、自身をめぐる「ラーメン店退店騒動」について、蒙古タンメン中本が9日に発表した文書をふまえて、ブログとYouTubeで改めて経緯を説明した。これまでの騒動を振り返る小林さんは5日のブログで、前日の夜に蒙古タンメン中本で娘らと食事をしている際に、順番を待つ客に「遅えよ」と急かされたのち、店員からも退店を促されたと報告。複数のニュースサイトで取り上げられるなど、議論を呼んでいた。一連の騒動について、ブログ中で名指しされた「蒙古タンメン中本」は9日、ブログの内容をめぐって多数の問い合わせを受けたとして、公式サイトで店主名義の見解を示す事態となった。中本側は文書で、防犯カメラの映像を確認したとして、店員が退店を促した際の状況を詳細に説明しつつ、「勘違いをしてお声がけしてしまったことに関しては大変申し訳ございませんでした。今後このようなことがないように全店舗に指導致します」と謝罪している。「客同士のトラブル」だと強調小林さんは今回のブログで、中本側の「HPでのご報告を拝見」したとして、「ご迷惑をおかけしてしまった事大変申し訳ありませんでした」と謝罪。ただ、今回の件で中本側にクレームが寄せられたことには、「私の文章、そしてお店側が出している文章をしっかり読めばそんな認識にならないはずです」などと驚きを示していた。そのうえで小林さんは「私たちが、トラブルに合ったのは心ない言葉を受けたのはお店や店員さんでは決して無く、お客さんです」と、今回の騒動は「客同士のトラブル」だったことを強調。ブログでは、次のように謝罪の言葉を重ねている。「お店を巻き込んでしまいご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした」「お互いに勘違いしていた部分があった」小林さんはブログだけでなく、文章では伝わらないとYouTubeにアップした動画でトラブルの経緯を詳しく説明した。投稿された動画によると、小林さんはトラブルのすぐあとに中本に意見のメールを送っていたという。その返信は来ていないものの、中本のサイトに掲載された文書を読んで、「お互いにこう、勘違いしていた部分があったんだな」と気づいたという。店側の発表については、いくつか補足はしていたが、おおむねにおいて事実だと認めていた。また、小林さんは退店の間際にも客から再び「心無い言葉」を言われ、「まだ食べてる途中だったんですけど」と返したという。「別に大きな声でお互いやりあっていたとかではなく、こう向こうのお客さんから結構一方的にこうチクチク言われたっていう感じだった」といい、「多分店員さんは気づいていなかったんだなとは思いました」とした。「中本凄くおいしいので皆さん食べに行ってください」ほかにも、会話をしていて食べるのが遅くなったのではないかなどという指摘が寄せられたことについて、食事中に「辛いね」「おいしいね」など簡単な会話はしていたと認めつつも、それが原因ではなかったと強調。「勝手な憶測でそういうことを私とかそういう、お店にクレームを入れるのはやめてください」と訴えた。このように当時の状況を改めて振り返ったうえで、小林さんは、当初店の対応に抱いた違和感は認識の違いによるものだったとして、「誤解が解けたのは本当に良かったなと思いました」と語った。そして、店名を出してブログを書いたことで余計に騒動が拡大したことについて「たくさんご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」として、「中本凄くおいしいので皆さん食べに行ってください。宣伝したいと思います」と呼びかけていた。
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