2024年 4月 20日 (土)

慶応大、5万人ワクチンで「キャンパスライフ奪還」めざす 塾長がメッセージ「集団免疫獲得に努力」

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「大学は地域の核として、地域貢献をする接種会場になってもらう」

   ただ、文科省としては、大学で接種を行うことで地域貢献を行うことを求めている。慶大を含め、キャンパス関係者以外への接種を求められる可能性がありそうだ。萩生田光一文部科学相は6月11日の記者会見で、次のように述べている。

「職域接種という概念は、大学にはあてはめないでいただきたい。大学は地域の核として、地域貢献をする接種会場になってもらうことを前提に許可しようと思っているので、自分のところの職員と自分のところの学生だけを打つんだという、企業がやっている職域とは、ちょっと概念が違うことはご理解いただきたい」

   文科省としては、モデルケースを作るべく各大学と調整を急ぎたい考え。萩生田氏は例として、広島大(広島県東広島市)が、学生や教職員以外に東広島市内の企業の社員への接種を計画していることや、弘前大(青森県弘前市)が、周辺の大学の学生や教職員への接種を検討していることを挙げた。

   萩生田氏によると、97大学から文科省に相談があり、そのうち32大学が接種会場設置の申請を行っている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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