金正恩総書記が「人民の食糧状況が切迫している」
6月15日から18日にかけて行われた朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会では、金正恩総書記が「人民の食糧状況が切迫している」と述べており、FAOの分析を裏づけている形だ。
その後も食糧事情が好転する兆しは見つからない。7月10日には、朝鮮中央通信が「西海岸と中部内陸の大部分の地域で高温現象が現れ、激しい干ばつ現象が持続している」として、水源が減って農作物が被害を受けているとする記事を配信。それ以降、干ばつ被害への対策を呼びかける記事がたびたび配信されている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)