お茶の間でお馴染みの料理研究家、土井善晴さん(64)が、味噌汁にパンを浸した写真をツイッターに投稿したところ、その取り合わせが嫌かもしれないとのリプライが来た。土井さんは、このリプライを取り上げ、「イエローカード」に値すると説いて、ネットで注目を集めている。「食べてみると意外とイケるんですよね」と支持もあったが...「ごぼうこんぶおみずおきなわのおみそこのまえ炊いたプルーンのジャムあったけど グリルで焼いたバタートーストこないして食べるのが好きかな ごぼうの香りがいいわ」土井さんは2021年9月15日、こんな紹介をして、洋食のパンやジャムのほか、和食の味噌汁も並べた写真などを投稿した。その中には、トーストを味噌汁に浸す様子を収めた一枚もあった。このツイートには、「バターが味噌に溶け込んでマイルドになりそう」「食べてみると意外とイケるんですよね」などと支持する声が続々と寄せられた。ところが、「味噌汁にパン」という取り合わせは嫌悪感があるかもしれない、とのリプライも寄せられ、土井さんは、これを引用して次のように説いた。「味噌汁にパンが、嫌でも、好きでもきらいでも、いいんです。でもそれをね、よその国の人や、違う世代や、性別や、違う習慣を持つ人に言うたらあかんのです。私にだけ言うのはいいんです。そこから話ができるから。けど、みんなが聞こえるところで『嫌い』言うのはいけないんですよ。イエローカード」土井さんは、「みんなが共有すべきことだ」と説明この「公開説教」は、大きな反響を呼び、1万件以上もリツイートされて、様々な意見が寄せられている。土井さんのツイートに共感する人は多く、「嫌なら黙っとけば良い話」「みんな違ってみんないい」「『嫌かも』ではなく『私は苦手かも』ぐらいだとよかったのにね」といった声が寄せられた。一方で、「教壇に立たされて叱られるのを見た時のよう」「吊るし上げにするのもよくないですよ」などと土井さんに意見する向きもあった。土井さんがツイートを引用したことに疑問の声が出ると、土井さんは、「オフィシャルな意見言うのはそういことなんです。みんなが共有すべきことだと思います」と説明していた。(J-CASTニュース編集部 野口博之)
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