今シーズン限りで現役引退するプロ野球・西武の松坂大輔投手(41)が2021年10月19日、引退試合となる日本ハム戦(メットライフドーム)に登板した。「平成の怪物」の引退には、著名人もSNSで相次いで反応している。「松坂大輔投手の一番最後のキャッチャー」松坂投手は引退を決断した1番の理由について、試合前の会見で「昨年の春先に出た右腕のしびれ」と話していた。今回の登板については「もうどうしようもない姿かもしれないですけど、最後の最後、全部さらけ出して見てもらおうと思いました」。引退登板の投球は最速118キロ。試合後の会見で松坂投手は、半分以上が故障との戦いであったとする現役時代を振り返りながら、「(野球を)好きなまま終われてよかった」という。SNS上では23年間の現役生活を終えた松坂投手へ向けて、著名人からねぎらいの声が相次いで寄せられている。タレントの上地雄輔さんは20日、インスタグラムで引退試合を観戦したと報告。上地さんは横浜高校時代、後輩だった松坂投手とバッテリーを組んでいた。引退試合の終了後に自身の楽曲「常勝遊turing山猿」をBGMに松坂投手がグラウンドを一周していたとして、「こっちは鳥肌が立って 周りの人達がこっちを振り返って泣いてた」などとする。松坂投手が用意したという室内練習場へ移動し2人でキャッチボールとピッチングを行ったとも報告し、「松坂大輔投手の一番最後のキャッチャーになりしたずっとあのまま2人でグラウンドにいたかったよ 本当に#ありがとう #松坂大輔選手 #本当にお疲れ様でした俺はお前が大好きだ」とつづった。「松坂さん、本当にお疲れ様でした」元プロ野球選手の清原和博さんも20日、下記のようにツイート。「昨夜...何度も見ました。この高校時代から変わらない打者に向かって振りかぶる姿こそが僕の中での松坂投手でした。対決できたことは一生の宝物です!ゆっくり休んでくださいね」同じくツイッターで、プロ野球選手のダルビッシュ有さんは、「プロ1年目に投手としての格の違いを感じ、WBCでは皆に優しく人としての格の違いを感じました。今までの誰よりもプレッシャーのかかる状態でメジャーに行き、日本のファン、選手達のために投げてくださったことに本当に感謝しています。松坂さん、本当にお疲れ様でした」と投稿。19日には、お笑いコンビ・ロッチの中岡さんもこのようなツイートをしていた。「横浜高校松坂投手を見たくて甲子園に行きました。西武の怪物ルーキー松坂を見たくて高知の春野キャンプに行きました。メジャーから帰ってきて復活する中日松坂投手を見たくて東京ドームに行きました。沢山楽しませてもらいました。ありがとうございます!」各界のアスリートからもねぎらいの声が広がっている。レスリング女子で五輪3連覇を果たした吉田沙保里さんは19日、「沢山の感動と元気と勇気をありがとうございました!ここまで頑張り続けた姿、本当に尊敬します。本当にお疲れ様でした!!」とツイッターで反応。元フィギュアスケート選手の村主章枝さんは20日、松坂投手との親交があったとして、次のような思いをツイートしている。「同世代アスリートとして、彼の活躍が本当に誇らしかったです。西武ドームで始球式をやったとき以来、たまに連絡したりしていましたが、どんなことがあっても頑張っていた姿に励まされました。お疲れ様でした!」
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