2022年 5月 17日 (火)

鉄道趣味誌「レイル・マガジン」が定期刊行終了 紙媒体の売上減...「ウェブとスピードにギャップ」

機能が進化した八角形ベゼル型"G-SHOCK"

   鉄道趣味誌の「レイル・マガジン」が2022年1月21日発売の第453号をもって定期刊行を終了し、不定期刊行のムックに移行することを、発行元のネコ・パブリッシング(東京都品川区)が同日、公式サイトで発表した。

   1983年創刊の同誌は月刊誌としてはじまり、豊富な写真と稀少な車両を追う視点をみどころとしていたが、2020年9月19日発売の第445号から隔月刊に移行していた。

  • レイル・マガジン定期最終号となった453号
    レイル・マガジン定期最終号となった453号
  • レイル・マガジン定期最終号となった453号

投稿写真募集も継続

   レイル・マガジンは他の鉄道雑誌より大きいA4変形判サイズで刊行。臨場感のある鉄道写真を豊富に掲載してきた。定期刊行最後の453号の特集は「今なお現役 国鉄型電車・気動車」。姉妹誌に鉄道模型誌の「RM MODELS」がある。

   レイル・マガジン編集部は21日、J-CASTニュースの取材に対し、ムック化の理由を「紙媒体の売れ行きが厳しく、また鉄道趣味界でもファンが情報を入手したいとなった場合に紙とウェブのスピードにギャップがあり、紙媒体では情報のニーズに応えるのが難しくなったことが背景です」と答えた。

   同誌では毎号読者からの写真投稿を募って誌面に掲載していたが、ムックでも継続する。

「写真の投稿は今もたくさんいただいています。投稿写真も本誌の価値としていいものを作ることができていました。5月発売予定のムック版は毎年本誌で続けていた貨物列車特集で、継続できる企画は続けていきたいと思います」(レイル・マガジン編集部)

   「RM MODELS」や国鉄時代に焦点を当てた季刊誌「国鉄時代」、「RMライブラリー」など、ネコ・パブリッシングの他の鉄道系出版物の発行は継続する。「鉄道雑誌もより専門性が求められる時代のようです」とレイル・マガジン編集部。「刊行の間が開くので読者に忘れられないように」と、同編集部運営のウェブサイト「鉄道ホビダス」上での情報発信は続けていく。

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