2024年 4月 18日 (木)

「ビッグボーイ」の愛らしい看板キャラ、実は北海道のファミレスと同じだった! 運営会社が明かす納得の理由

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   北海道のファミリーレストラン「ヴィクトリアステーション」の店頭に立つマスコットキャラクターが、同業の「ビッグボーイ」と同じだとツイッターで注目を集めている。

   いったいなぜ違う店で同じ看板キャラクターが採用されているのか。そもそもこのキャラクターは"何者"なのか。運営会社に聞いた。

  • 店頭に立つマスコットキャラクターが同じ?(写真:YUTAKA/アフロ)
    店頭に立つマスコットキャラクターが同じ?(写真:YUTAKA/アフロ)
  • 北海道のみで展開している「ヴィクトリアステーション」(画像:Googleマップより)
    北海道のみで展開している「ヴィクトリアステーション」(画像:Googleマップより)
  • ビッグボーイ(画像:Googleマップより)
    ビッグボーイ(画像:Googleマップより)
  • 店頭に立つマスコットキャラクターが同じ?(写真:YUTAKA/アフロ)
  • 北海道のみで展開している「ヴィクトリアステーション」(画像:Googleマップより)
  • ビッグボーイ(画像:Googleマップより)

経営統合後も屋号を残したため

   ヴィクトリアステーションの前には、ハンバーグ皿を抱えた少年の像が立っている。黒髪に青い目で、赤と白の格子柄のつなぎを着用している。この人形がビッグボーイのマスコットと同じだと、2022年2月5日ごろからツイッターで話題になっている。注目の発端となったツイートは10日15時現在までに2万3000件超のリツイート、8万9000超の「いいね」が寄せられている。

   ヴィクトリアステーションは北海道のみで展開しているチェーンレストラン。現在32店舗で、ハンバーグやステーキを中心としたメニューを提供している。一方でビッグボーイは本州を中心に同様のグリルメニューを展開している。このように共通点が多い2店は、実は同じ会社が運営している。

   「すき家」や「なか卯」、「ココス」などを手掛けるゼンショーホールディングス(東京都港区)の子会社「ビッグボーイジャパン」(東京都港区)だ。

   2つの店はもともと別の会社が運営していた。ゼンショーホールディングス広報は2月10日、J-CASTニュースの取材に、2000年にヴィクトリアステーション(札幌市)を統合し、屋号は残していると説明する。

   ちなみにビッグボーイではハンバーグメニューが人気で、ヴィクトリアステーションではステーキメニューが人気だという。そのため、それぞれの特色にあった限定メニューを展開しているという。

マスコットキャラクターは"何者"?

   ビッグボーイとヴィクトリアステーションで活躍するマスコットキャラクターは「ボビー」くん。野球が好きな小学6年生の男の子だ。彼の家族には、父「チャールズ」、母「ルーシー」、中学1年生の姉「ヴィクトリア」、小学1年生の妹「ミルキー」、犬「バーグ」がいる。

   ボビーくんはどのような経緯で生まれたのか。広報は次のように説明する。

「ビッグボーイがアメリカで創業された当時、創業者ボブがある時、お店に通う常連客の少年の食べっぷりに感激し、少年を『ビッグボーイ』と呼んだそうです。
そして、あまりの感激に店の名前も『ビッグボーイ』に変更し、看板キャラクターにも採用したのが始まりです」

   SNSでボビーくんに注目が集まったことを受けて、「これを機に、ビッグボーイ、ヴィクトリアステーション、そしてボビーくんのルーツがお客様に伝われば嬉しい限りです」と述べた。

「ぜひビッグボーイ、ヴィクトリアステーションにご来店いただいた際は、ビッグボーイの看板キャラクターとしてボビーくんを可愛がってあげてください」
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