2024年 5月 4日 (土)

知床遊覧船社長に「コンサル指導」、カリスマ社長がラジオ降板 事故直後には記事削除要請も

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「読み直そうと思って見に行ったら...」

「いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは『はい』『YES』『喜んで』ですぐ実行した」(記事より)

   小山氏は17年夏に知床を訪れた際、武蔵野の経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村の宿泊施設に泊まったという。小山氏は桂田氏に経営を指導したことで「赤字の会社があっというまに黒字に変わった」と振り返り、「知床観光船が売り出されたとき、私は、『値切ってはダメ! 言い値で買いなさい』と指導した」と、知床遊覧船買収についてのアドバイスを行っていたことも明かしていた。

   しかし、知床で事故が発生した2日後の22年4月25日、この記事が閲覧不可能となった。ネット上では「読み直そうと思って見に行ったら無かった」「なんで削除した?」などと困惑の声が広がっていた。

   ただ、28日になると、記事が再び見られるように。文末にはダイヤモンド社書籍オンライン編集部名義で、以下の追記文が記載された。

「本記事は2022年4月25日に公開停止しましたが、不適切な判断でした。同年4月28日に再公開しました」

   J-CASTニュースが5月2日、記事を掲載したダイヤモンド社にメールで取材すると、書籍編集局の担当者が「2022年4月25日に公開停止としたのは不適切でした。お詫び申し上げます。いったん削除はいたしましたが、中立・公正の立場を貫くべきメディアとして再公開するのが適切と判断いたしました」と回答。記事が一時非公開になった理由については「当方でお答えできかねるため対応は株式会社武蔵野さまに一任している」とした。

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