2024年 4月 29日 (月)

韓国側は「誠意あるリアクション」要求 2年半ぶり外相会談実現も...依然「視界不良」の日韓関係

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韓国側が求めた「誠意あるリアクション」の意味は

   一方で、

「日本側にも誠意あるリアクションをいただければありがたい」

と述べたという。韓国側としては、日本側から何らかの譲歩を引き出したい考えがあるとみられる。例えばソウル新聞は、朴氏が言及した「誠意あるリアクション」の意味を、

「韓国政府が解決策のための被害者(訴訟の原告)説得に乗り出したため、日本政府も被害者に対する謝罪や、日本企業による賠償の一部参加などに乗り出さなければならないのではないか、という意味」

だと解説する。一方で、同紙は安倍晋三元首相に対する銃撃事件とからめて、

「保守・右翼の求心点だった安倍晋三元首相が突然死亡し、支持層の離脱を懸念する岸田文雄首相が大いに韓日関係改善に乗り出せる状況ではない」

とも指摘。実際に日本側の譲歩を引き出すのは、現時点は難しいとの見方だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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