2022年8月30日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」では、俳優の前田公輝さん演じる智が、ヒロインの妹・歌子(上白石萌歌さん)への恋心を吐露。智の様子が不器用で甘酸っぱいとして反響を呼んでいる。「自分の気持ちに正直になれ」沖縄の本土復帰50年に合わせて放送されている今作。本島北部「やんばる地域」出身の主人公・暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけ、現在は東京銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で料理人として成長する姿を描いている。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。※以下、ネタバレを含みます。29日の放送で、歌子に赤い花モチーフのネックレスをプレゼントした智。暢子とおそろいだと伝えたが、実は原宿で歌子に似合うだろうと思って買ったものだった。智はその後、やんばるの共同売店の店主・善一(山路和弘さん)と酒を飲みかわしている最中、「『これください』って言ったら、ゼロひとつ見間違えてて、会計のときに目玉が飛び出そうになって...」と裏話を告白。善一から「一桁間違えたのに、そのまま買ったわけ? ほれてるね~ 歌子に」「自分の気持ちに正直になれ」と冷やかされると、「もし、仮に... 仮にですよ? 俺がそういう気持ちになっていたとして、姉の暢子にフラれて、妹の歌子を好きになるとか、デージ格好悪いじゃないですか」と葛藤する気持ちを明かす。「男はな、人を好きになると格好悪くなる」すると、善一は遠くを見つめながら、「格好悪くていいよ。男はな、人を好きになると格好悪くなる」とフォロー。すかさず智は、「待って、顔に似合わないこと言わないでください」とツッコミを入れるが、その一方で「落ち着くんです、歌子といると」「だけど、俺おかしくないですか? いやおかしい。どう考えてもおかしい」と自分の気持ちを否定するのだった。正直な気持ちに葛藤する智と、そんな智の背中を優しく押す善一のやりとりに対し、視聴者からは「智ぅ...! 可愛いな。いいのよ。カッコ悪くて。ほんと可愛い。暢子の時は突っ走って、歌子の時はめちゃくちゃ慎重になるのね。そうだよね。若くて真面目で、智...!青春はいいな!」「智と善一さんの関係いいな父親のいない智にとって頼れる存在。父親にあんな風に恋の話はなかなかしづらいだろうけど、善一さんには話せてしまう。善一さんの人柄もあるよね」「善一さんと智くんのサシ飲みシーンいいなぁ。善一さんの前では子供に戻れるんだね、格好悪くていいって善一さんの言葉素敵だった。智は全然格好悪くなんかないよ。歌子への想いに動揺してるのは真っ直ぐな性格だからこそだね。体裁や周りのことなんか気にせず自分に正直に幸せになってね」などと応援する声が多くあがっている。
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