2024年 4月 27日 (土)

マスコミはなぜ坂本勇人「中絶トラブル」を報じないのか 古舘伊知郎が苦言「巨人のスターだと書かないんですか?」

「記者会見を開くなりみそぎをするなりきっちり」

   さらに「文春が書いた事が全て事実ならば人を傷つけているのだから。男、女関係ない。ものすごい勢いで人を傷つけているわけだし。妊娠を巡ることもそうだし、これは記者会見を開くなりみそぎをするなりきっちり。裏でどのような動きがあるのか知らないけどA子さんという方に対してもっともっと償いをやらないといけない。ここを逃げちゃいけないと思います」と訴えた。

   そして、今回の文春報道に対する各メディアの反応に疑問を投げかけ、スポーツ紙やテレビ局など一部メディアの在り方について言及した。

「なんでスポーツ紙が、僕の知っている限りではこれのご乱行を書かないんですか?他の芸能人は書くのに僕が知っている限り全然書いてないんじゃない?なんでスポーツ選手で一流の選手だとそれこそ区分けして書かないんですか?三流の選手ならよくネタにしたことないですか?現役を退きかけているような三流、四流なら書くのになんでジャイアンツのトップ、キャプテンをやっているすごいスター選手だと系列が別なところであってもスポーツ紙って書かないんですか?」

   厳しい論調で追及した古舘氏は、テレビのワイドショーでも自身の知る限り坂本の中絶トラブルについて触れていないと指摘し、一部スター選手がメディアによって守られるべきではないとの見解を示した。

「俺はもう時代は違うんだと思う。こういう職業で俳優だから、お笑い芸人だから、タレントだから報じていいんだ。断罪させるんだ。一部スタープレイヤーのスポーツアスリートは守られるんだ。そんな区分けは絶対ダメで、何をやったか、人をひとりどう傷つけたのかとか。それに対しては償わなければいけないことと、お互い様だったから償わなくていいよねとか。傷をつけてないのだったらお互い合意の上だということが絶対にある。そこを変にこの人なら守る。このジャンルの人なら守って、このジャンルの人守らないというのはおかしい」

   坂本は中絶トラブルが報じられた後も試合に出場し続けており、11日の広島戦では4打数3安打、13日のヤクルト戦では5打数2安打を記録している。

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