2024年 4月 30日 (火)

新境地のダンスで表現した「世代交代」のバトン SKE48新曲に「最年長」と「新センター」が込めた思い

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小室哲哉プロデュース公演の練習で「心が折れかけることも」

SKE48の青海ひな乃さん。選抜復帰とセンター抜てきの喜びを語った
SKE48の青海ひな乃さん。選抜復帰とセンター抜てきの喜びを語った

―― 「なくはないかな...?」とは思っていましたが、実際に知らされると「おおっ!」という思いです。青海さんが所属する「チームS」では、小室哲哉さんがプロデュースする約11年ぶりの新公演「愛を君に、愛を僕に」公演が22年5月に始まりました。初日を拝見しましたが、SKE48を長く取材している「識者」とも言える記者からは、青海さんのパフォーマンスを絶賛する声が相次ぎました。キャプテンの松本慈子さん(22)の頑張りもあると思いますが、ファンの皆さんの応援と新公演のパフォーマンスが相乗効果を生んだのかもしれませんね。

青海: それしかなかったですね!(練習は)すごく大変な期間で(編注:厳しい指導で知られる牧野アンナさんが担当した)、心が折れかけることもありました。自分の中ですごくたくさん考えさせられる期間でしたが、特に小室哲哉さんはファンの方の青春時代の大スターだったこともあって、ファンの方がすごく楽しみにしてくれていました。私たちは秋元(康)先生の曲でしか踊ったことがなかったからこそ、新公演としてどんなものが見られるんだろう、という期待感もたくさんありました。ファンの皆さんが楽しみにしてくれているのは、プレッシャーでもありましたが、それ以上に、私たちがその期待に応えよう、自分たちも楽しもう、というのも大きかったので、無事に初日を迎えることができて本当に嬉しかったです。

―― 初日終演後の取材では「私たちの目標はSKE48の入口を作ること」「どんどん、いろんなところに扉を作っていきたい」と話していました。初演から3か月がたって、ファンの皆さんの反応はいかがですか。新公演をきっかけに新しく(握手会の代替イベントの)「トーク会」に来るファンは増えましたか。

青海: 本当に増えました。例えば「本当は小室哲哉さんのファンなんですけど、公演に行ってアイドルを初めて見てすごく楽しくて、また行きたいと思いました」「もう劇場に4年も来てなかったんですけど、新公演を見て、ひな乃ちゃんを見つけて、また足を運びたいと思いました」と言ってくださるファンの方もいらっしゃいます。新公演を通して戻ってきてくださったり、新しく好きになってくださる方を本当に身近に感じることができて、自分の目標がこうやってかなっていると思うと、本当に嬉しく思います。あの過酷だった1か月間を乗り越えたからこその今なので、本当に素敵な1か月を過ごさせてもらえたと今は感じます。

―― 初演に向けた練習の様子はYouTubeで公開されているドキュメンタリーでも拝見しました。あの過酷な1か月が、このセンターにつながっていると思いますか。

青海: 本当にそうだと思います。ドキュメンタリーでは伝わらないぐらいの感情だったり、疲労だったり、何か本当にごちゃごちゃで、それでもあれを乗り越えたからこそ、今のチームSや、今の青海ひな乃がいます。公演を終えてから「変わったね」って、すごく言われるようになったんですよ。それはきっと自分の中でひとつの壁を破れたというか、殻を破れたということなので、それをスタッフさんが「期待してもいいのかな」と思ってくれたのかな、と素直に嬉しく思います。
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