大谷&ダルに山本由伸、佐々木朗希、今永昇太も WBC日本代表の先発陣に「世界トップレベル」の声

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   2023年3月に開催されるWBCで、山本由伸(オリックス)、佐々木朗希(ロッテ)、今永昇太(DeNA)が侍ジャパンのメンバー入りすることが、スポーツ紙各紙で報じられた。

   3投手の実績は説明するまでもないだろう。山本は史上初の2年連続「投手5冠」に輝き、チームのリーグ連覇と26年ぶり日本一に大きく貢献した。佐々木朗は4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成。20歳5か月での快挙達成は史上最年少で、世界記録の13者連続三振で衝撃を与えた。9勝4敗、防御率2.02と高卒3年目で自己最高の成績を記録。左腕の今永は6月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)でノーヒットノーランを達成し、3年ぶりの2ケタ勝利となる11勝をマークした。

  • 東京五輪に出場した山本由伸(写真:AP/アフロ)
    東京五輪に出場した山本由伸(写真:AP/アフロ)
  • 東京五輪に出場した山本由伸(写真:AP/アフロ)

「メジャーでも先発ローテーションに入れると高い評価」

   スポーツ紙記者は、「WBC参戦の意思を表明している大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ有(パドレス)を含めて先発陣は世界トップレベルと言えるでしょう。メジャーのスカウトも山本、佐々木、今永に注目しています。3投手はメジャーでも先発ローテーションに入れると高い評価を受けている」と語る。

   国際試合はいかに失点を防ぐかがカギを握る。上記の好投手以外にも、力のある投手たちがそろっている。アーム式の変則的なサイドから球威十分の直球を投げ込む戸郷翔征(巨人)も、侍ジャパン入りが内定したと報じられた。ロングリリーフが可能な「第2先発」として起用される公算が高い。また、宮城大弥(オリックス)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)はチームで先発を務めるが、チーム編成の事情で救援での起用が考えられる。

   契約更改の席で先発転向を直訴した平良海馬(西武)はWBC出場を辞退したが、湯浅京己(阪神)、大勢(巨人)、栗林良吏(広島)、山崎康晃(DeNA)と三振奪取能力が高い守護神候補がズラリ。タレントはそろっている。栗山英樹監督は、どのようにして強力投手陣を組み立てるか。(中町顕吾)

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