2024年 4月 22日 (月)

「6年前、手紙を書きました」病理医へのDMに感動続出 熱心に質問した当時小学生、報告した医学部合格

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   「素敵すぎて泣いてる」「感動した」――。そんな感想が相次いだのは、インターネットで「病理医ヤンデル」として知られる病理診断医・市原真さんによる2023年1月13日のツイッター投稿だ。

   市原さんがある日ツイッターを開くと、そこには「突然のDM失礼します」という挨拶から始まり、「私は6年前、まだ小学生だった頃に市原先生に宛てた手紙を書きました」と書かれたダイレクトメッセージ(DM)が届いていた。

   その相手は、市原さんに「病理医とはどういう仕事か」と真剣に尋ねていた小学生(当時)だったという。そして、6年ぶりの連絡に書かれていたのは「医学部医学科に合格することができました」という報告だった。

   どのような経緯で今回の連絡に至ったのか。J-CASTニュースは1月13日、市原さんに詳しい話を聞いた。

  • (写真はイメージ)
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  • 市原真さんが当時返信した「宿題」(市原さん提供)
    市原真さんが当時返信した「宿題」(市原さん提供)
  • 市原真さんの返信(市原さん提供)
    市原真さんの返信(市原さん提供)
  • (写真はイメージ)
  • 市原真さんが当時返信した「宿題」(市原さん提供)
  • 市原真さんの返信(市原さん提供)

「質問内容が極めて的確で、非常に具体的」

   事の発端は、6年前に、職業人に質問をするという学校教育の一環で、とある小学校の教師と児童から市原さんの元に手紙が届いたことだった。児童の質問に「できればお返事をいただきたい」というメッセージが添えられていたという。

   「病理医とはどういう仕事か」という主旨の質問が書かれた小学生の手紙を見て、市原さんは「質問内容が極めて的確で、非常に具体的であることに『ぐっときた』のです」と当時を振り返った。

「これだけしっかりした質問をいただけたということから、『本気で病理医という職業に興味を持ってくれたのだな』とはっきりわかりました。真剣に質問されたので真剣に答えようと思わされました」

   小学生が病理診断医という職業に関心を持ってくれた嬉しさがあり、市原さんは1万字程度の回答を返信し、さらに、この回答を要約するよう「宿題」を課したという。

   1か月ほど経つと、この小学生から「宿題」の回答が返ってきた。当時の心境について、市原さんは「初回の質問のお手紙よりもさらに感動しました」と述べた。クオリティの高さのみならず、原稿用紙の枠外には、担任の先生などによる指導の痕跡が見えるメモがあった。

「(1万字程度の回答を)本気で読み込んで、的確にまとめ、『論考』と言っていい考察を加えてくださいました。なんてすごい方なんだろうと驚きました」
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