2023年2月6日放送のNHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で、舞(福原遥さん)の兄・悠人(ジャニーズグループ「関ジャニ∞」横山裕さん)についての発言が視聴者の間で議論を呼んでいる。「お兄ちゃん、昔からなんでも1人でできたから」同作は、ものづくりの町・東大阪市で生まれたヒロイン・岩倉舞(福原さん)が、自然豊かな長崎の五島列島での暮らしを経て、周りの人と絆を深めながら空を駆ける夢に向かっていく物語。現在は、亡き父が遺したネジ工場「IWAKURA」の営業として働いている。6日の放送では、投資家として財を成した悠人が、インサイダー取引の疑いで連日ワイドショーを騒がせていた。母のめぐみ(永作博美さん)は「悠人の口から聞かな、ホンマのことはわからへん」と言うが、舞が帰宅しようとすると自宅の前には大量の記者の姿が...。急きょ、幼馴染の貴司(赤楚衛二さん)が店主を務める古本屋へ行き、連絡がつかない悠人について「誰か助けてくれる人おるんかな...。お兄ちゃん、昔からなんでも1人でできたから。誰かに助けてって言えてんねやろか」と不安を口に。貴司は舞の話をやさしく聞き、一緒に過ごす。その後、悠人が倒れるシーンが流れ、幕切れとなった。「『1人でやらざるを得なかった』んだよ」悠人は幼いころから工場を嫌って勉強に励み、東大へ進学。両親が病弱な舞につきっきりである上、金銭的な理由で両親から受験を諦めてほしいとお願いされたこともあった。そんな過去と照らしてか、舞が「昔からなんでも1人でできたから」と発言したことに視聴者からは、インターネット上で「舞ちゃんお兄ちゃんは昔から『何でも1人でできた』んじゃなくて『1人でやらざるを得なかった』んだよ」「昔っから一人でなんでもできたからじゃないねん! そうせざるを得ない状況だったんだわ! 出来たんじゃなくて、ずっと頑張って努力して来たんだよ悠人は。その言葉舞ちゃんが言う?」「脚本が本当にエグい... たぶんわざとやってる...」「舞は優しいし、幼かった舞のせいではないのだけど、悠人が助けてと言いにくくなったのは"病弱な妹"という絶対的な弱者の舞の存在もあったからだと思うとな...」「それ妹だけには言われたくない」「舞ちゃんみたいな悪意はないけどって子怖い」などと指摘する声があがっている。
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