「警備員が階段下に転げ落とされたようでした」
「トラブルは長くなく、2~3分というところです。どうやら、警備員が階段下に転げ落とされたようでした。これは、別の方がツイートしていたのを見ており、直接は見ていません。女性の悲鳴が聞こえたので、カメラを向けました」
投稿者は、今回は一部のサポーターが暴れており、「大多数のサポーターは日本の安心安全なスタジアムが好きで、その実現を心から望んでいます」とマナーを守っていることを強調した。
ツイッター上では、別の投稿者がこのときの動画をアップしている。
それを見ると、Tシャツの男性は、スタッフらに押さえ付けられながらも、階段から落ちて行き、スタッフが階段下で仰向けにひっくり返っている場面が映っていた。スタッフは、すぐに起き上がり、男性は、スタッフらとまたもみ合いになっていた。
その際に、男性は、観客の髪の毛を引っ張ったり、ひじで押したりしており、「いいから、外出ろ。この野郎!」などと怒鳴っていた。
スタジアムを管轄する茨城県警の鹿嶋署は9月11日、取材に対し、「昨日、事案を認知して対応しており、必要な捜査をしています。動画のことも知っています。広報事案ではありませんので、詳細はコメントを差し控えさせていただきます」と話した。
鹿島アントラーズの広報担当者は12日、J-CASTニュースの取材に答え、10日21時前ごろにメインスタンドで今回のトラブルがあったことを認め、そのときの状況を説明した。