ジャニーズ会見、記者は「答え決めてる、質問の」 高学歴芸人が苦言...聞くべきだった問いは?

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   高学歴芸人で知られるお笑いコンビ・ロザンが2023年10月11日にYouTubeチャンネルを更新。事務所創設者のジャニー喜多川氏の性加害問題が問い沙汰されているジャニーズ事務所が開いた記者会見について、出席した一部記者を批判した。

   10月2日に2回目の会見を開いたジャニーズ事務所。会見では指名されなかった記者を中心に怒号が飛び交うなど荒れる一幕もあり、その後、一部記者を指名しないように指示する「NGリスト」が存在していたことも明らかになった。

  • 会見の様子(2023年10月2日撮影)
    会見の様子(2023年10月2日撮影)
  • 会見の様子(2023年10月2日撮影)

「答え決めてる、質問の」

   ロザンはYouTubeに「【ジャニーズ問題】"憶測"で話が進んでいる」という動画を公開。動画内では菅広文さんが、ジャニーズ事務所が性被害者に行う補償の原資が「あやふや」だとして、ジャニーズ事務所が資産をどのくらい持っているのか、「みんながわからないまま議論している」と指摘した。菅さんはこの点が重要だとした。

   宇治原史規さんもうなずき、記者会見について「必要な情報を全部聞けたのか」と問題提起。記者会見の場が「糾弾の場じゃないというか、厳しい質問を出すべきだと思いますけども、必要な情報も聞き出さなきゃいけない」と指摘した。

   宇治原さんは質問する側が「答え決めてる、質問の」と苦言。記者が「こうですよね」と決めつけた質問をし、事務所側が「違います」と答える形式になっていると言い、「だから『これはどうなってますか?』『こうなってます』って返事があったら一番記者会見として分かりやすいのに」と自身の印象を明かした。

   菅さんもこの意見に同意しつつ、「まったく答えにたどり着かない。失礼な言い方かもしれへんけど、あまり意味がない質問というか、正解に近づいていかない質問だったりするやんか」と苦言。「(記者の)全員が、ってことじゃなくて」とフォローもしていた。

   しかし最後には、質問の質について、「『エージェントってどういうことですか?』とか『財源どこから出すんですか?』『どれくらい資産持ってらっしゃるんですか?』って、普通に思う感覚で言ったらそうやん。みたいなことがもうちょっとあっても良かった」と話していた。

   この動画のコメント欄には、「『答えを知っている人の質問』、とても腑に落ちました」「憶測で話を進めるってこのチャンネルでも特に菅さんがよくやる事だと思う。ただ、それが悪いことでは決してないと思う」「先に資産を公開すると虚偽申請がたくさん起こりそう」といった声が集まっていた。

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