あやなん&しばゆー夫妻、セカンドパートナー公表で「子どもが心配」の声 実際の影響は?専門家が解説

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きちんと子育てがされない場合の影響は

   秋山教授は、きちんとした子育てがされなかった場合に起きる子どもへの影響について、次のように説明した。

「自我が生まれる前の赤ちゃんの時期に養育者と関わってないと、愛着障害という症状が形成されてしまいます。例えば、人との距離が取れない、反対に人を寄せ付けなくなるなどです。安全基地がないので、常にどこかに不安を抱えているようになります。

自我が形成される2歳以降に、例えばセカンドパートナーが出てきてお父さんやお母さんとの関わりがなくなった場合などは、今度は対人関係の不安が強く出てきたり、攻撃性が強く出てきたりします。他の子を叩くなど、さまざまな問題行動が生じることが多いです。子どもの場合は心がまだしっかりしていないので、大人のように落ち込むというよりは、攻撃性やかんしゃくなど行動面で出ることが多い。

もう1つは、身体症状が出やすくなります。例えば爪を噛む、赤ちゃん返り、おねしょ、あるいは嘔吐など。子どもの年齢によって起き方が変わりますが、このような問題が起きる可能性が高いです」
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