台湾の地震で沖縄地方に津波警報 日本では震度5以上の地震が頻発

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   2024年4月3日の午前9時頃、台湾付近でマグニチュード7.7(気象庁発表)の地震が起きた。台湾の花蓮県では震度6強を観測したとされ、建物の崩壊などが報じられている。

   この地震で、日本国内では沖縄県与那国町で震度4を記録し、気象庁は沖縄本島と宮古島・八重山地方に津波警報を出した。

   その後、津波注意報に切り替え、正午に注意報を解除したが、沖縄地方で30センチ前後の津波が観測された。3日午後3時現在、国内での被害は確認されていない。

   今回の地震の震源は台湾近海だったが、日本を震源とする震度5以上の地震が今年に入って頻発している。

  • 液状化して割れた道路
    液状化して割れた道路
  • 2024年4月2日、岩手県沿岸北部の震度(Tenki.jpから引用)
    2024年4月2日、岩手県沿岸北部の震度(Tenki.jpから引用)
  • 2024年1月1日、能登地方の震度(Tenki.jpから引用)
    2024年1月1日、能登地方の震度(Tenki.jpから引用)
  • 防災用具の準備は大切だ
    防災用具の準備は大切だ
  • 割れたアスファルト
    割れたアスファルト
  • 液状化して割れた道路
  • 2024年4月2日、岩手県沿岸北部の震度(Tenki.jpから引用)
  • 2024年1月1日、能登地方の震度(Tenki.jpから引用)
  • 防災用具の準備は大切だ
  • 割れたアスファルト

4月2日までに国内5か所で震度5以上

   日本気象協会の「tenki.jp」によると、2024年1月1日から4月3日までに日本で発生した震度5以上の地震は以下のようになっている。

   1月1日16時頃には、石川県能登地方輪島の南南西20キロメートル付近を震源とするマグニチュード7.6の地震が起きた。最大震度は7に達し、輪島市などでは地震に伴う大規模な火災や家屋倒壊があり、この地域では、その後も断続的に震度5~6クラスの地震が続いた。現在も復旧作業が続いている。

   1月9日18時頃には、新潟県佐渡付近でマグニチュード6、長岡市で最大震度5弱の地震が起こっている。新潟県庁の発表では人的・建物被害はなかった。

   また、2024年3月15日深夜0時頃には、福島県沖でマグニチュード5.8、最大震度5弱の地震が起きた。未明の地震で県内2人がけがをし、常磐自動車道はいわき四倉ICと常磐富岡ICの上下線が一時通行止めになった。

   つぎに、3月21日の午前9時には茨城県南部でマグニチュード5.3の地震が起き、栃木県と埼玉県で最大震度5弱を観測した。JR東日本水戸線が茨城県の下館駅と栃木県の小山駅の間で一部運休した。

   そして、4月2日午前4時には、岩手県沿岸北部でマグニチュード6.0、最大震度5弱の地震が起きた。震度5弱を観測したのは、青森県の八戸市、三沢市、野辺地町、五戸町。岩手県の宮古市、久慈市、普代村、野田村、軽米町となっている。JR東日本の三陸鉄道、JR釜石線、JR花輪線で運転見合わせた。

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