先発陣は充実も、救援陣の再建が急務の西武
球団史上ワーストの91敗を喫した西武は、貧打の解消と共に救援陣の再建が重要事項になっている。
先発陣は今井達也、隅田知一郎、武内夏暉、高橋光成、渡邉勇太朗ら力のある投手がそろっているが、ブルペン陣は層が薄い。
球団記録の通算194セーブを記録した増田達至が今季限りで現役引退。リーグ2位の今季28セーブを挙げたアルバート・アブレイユも契約保留者名簿から外れ、自由契約となった。
球団とすれば、リリーフで実績十分の平良に「勝利の方程式」の一翼を担ってほしいだろう。
チームの命運を握る起用法となるだけに、どのような形で決着するか注目される。(中町顕吾)