プロ野球ソフトバンクが、大リーグのボストン・レッドソックス傘下3Aのウースターからフリーエージェント(FA)となった上沢直之投手(30)の獲得調査を進めている。複数のメディアが2024年12月12日までに報じた。昨オフ、大リーグにポスティングで移籍...勝ち星あげられず上沢は昨オフ、日本ハムからポスティングシステムを利用して大リーグのタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ。3月にボストン・レッドソックスにトレードで移籍。5月に大リーグデビューを飾るも、2試合の登板にとどまりマイナー落ちした。その後、レッドソックス傘下の3Aウースターでプレーし、シーズンオフにフリーエージェント(FA)となった。大リーグでは1勝もできなかったが、日本ハムではローテーションの一角として活躍し、通算70勝を挙げた。スポーツ紙などの報道によると、ソフトバンクは国内FA権を行使してロッテに移籍した石川柊太投手(32)に代わる先発として、上沢に期待を寄せているという。ソフトバンク「獲得調査」報道を受け、インターネット上では野球ファンからさまざまな意見が寄せられた。Xでは、「日本ハムファンは、それで満足なの?」「正直これでソフトバンクに行かれたらたまったもんちゃうわ」「上沢は男としてどーよ、ってなるわ」「上沢直之ソフトバンクが獲得なんてことになったらソフトバンクの先発ローテに元日ハムエース2人?」「システム上問題ないようだが、これが横行するとポスティングに対して各球団が及び腰になりそう」などの声の他に、以下のような肯定的な声も見られた。「ハムが戻ってほしければよりよい条件を提示すればいいだけの話」「日ハムが調査してないならいいんじゃない?」「新しい仲間が加わるの楽しみだなぁ」「ソフバンには近藤・有原もいるから溶け込みやすいのではないか」「いい投手だからオファー出すのは賛成」「石川抜けた先発を外国人以外で補強するのは間違ってない」「ハムが戻ってほしければよりよい条件を提示すればいいだけの話」上沢は自身の去就について、「スポーツニッポン」(ウェブ版)のインタビューで言及しており、記事によると、上沢は今後に関して米国でのプレーを視野に入れつつも、気持ちは日本に傾いているという。そして、去就に関して、次のように語っている。「12年間在籍して育ててもらったファイターズに一番、思い入れがあります。ただ、どの球団でも話を頂けるのであれば『結構です』と言うのではなく、一度話を聞きたいと思っています」ソフトバンクが「獲得調査」を進める中、上沢の日本球界復帰はあるのか。今後の動向に注目が集まる。
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