「街頭演説で名誉棄損」トラブルは過去にも
街頭演説の内容が名誉棄損ではないかと訴えられたトラブルは、過去にも起きている。
2022年の参議院選挙では、「夜回り先生」として知られる教育評論家の水谷修氏が、東京選挙区に参政党から立候補した河西泉緒氏を相手取り、330万円の損害賠償などを求め、東京地裁に提訴した。河西氏が街頭演説で、水谷氏に性交を迫られたかのように発言した点を、名誉毀損に当たるとしたもの。
当時のデイリースポーツの記事によると、河西氏は「自称有名夜回り先生という方に、わいせつ行為を受けたという過去があります。その話をして、その後なんで寺に入ったのかという話までつなぐ時にそのお話をさせていただいたんですけど、(発言の)一部だけが切り取られてしまいました」と語っている。
河西氏は当時、Xで「名誉に欠けて水谷さんを特定した訳ではありません」(22年7月15日)と主張。その後、同氏のXで「勝訴」したと投稿があり、「原告の請求をいずれも棄却する」「訴訟費用は原告の負担とする」こととなったと発信されている。
本日、東京で記者会見を開き、立憲民主党の野田代表を
— 高鳥修一(たかとりしゅういち) (@takatorishuichi) February 14, 2025
公職選挙法第235条第2項(虚偽事項公表罪)と
刑法230条第1項(名誉毀損罪)で刑事告訴したことを説明しました。
告訴状は1月17日に受理されています。
「根拠のない発言をメディアが取り上げ人を犯罪者にする怖さ」を身をもって知りました。 pic.twitter.com/k9WSHx7jFZ