日本野球機構(NPB)は2025年2月27日、オンラインカジノ利用に関して、12球団のうち7球団で新たに合計14人の自己申告があったことを発表した。山岡「違法性の認識はなかった」NPBはオンラインカジノの利用を申告した14人の名前を公表しなかった。スポーツ紙の報道によると、自己申告した14人の案件は22年以降のもので、NPBの中村勝彦事務局長は「非常に重く受け止めている」と語ったという。NPBは今後、当面の間、選手の自主申告を受け付けていく方針で、処分は各球団の判断に委ねるという。今回のNPB発表に先立ち、オリックスは21日、山岡泰輔投手投手(29)が過去にオンラインカジノサイトを利用していたことを発表した。報道によると、オリックスはNPBから調査依頼を受け山岡と面談。山岡はその席で「違法性の認識はなかった」とした上で、過去にオンラインカジノを利用していたことを認めたという。「NPBおかしくない?」オリックスは山岡に対して当面の間、活動自粛を命じた。このようにオンラインカジノ利用をめぐり、オリックスが実名で発表した一方で、NPBが名前を非公表にしたことを受け、インターネット上では野球ファンから不満の声が続出した。Xでは、「事実関係がはっきりして出場停止処分が決まったらさすがに公表するべき」「山岡以外の選手は名前隠すの?NPBおかしくない?」「氏名を公表しない事を条件に聴取したから司法取引みたいなもん」「今季ドンジリになるとしても、ちゃんと処分したほうがいい」「公表しないというなら山岡の処分もさっさと解除しないと公平じゃない」「公表済のオリックス球団と山岡投手が貧乏クジを引いた格好」などの声が寄せられた。シーズン開幕前に球界を揺るがしたオンラインカジノ問題。今後、新たに自己申告する選手が出てくるのか。NPB、各球団の対応に注目が集まる。
記事に戻る