「あのちゃん」ことアーティストでタレント・あのさんが、2025年3月26日にXで、25日放送のトーク番組「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ)で不登校だった学生時代について話したことに「話して良かった」と言及した。「親には申し訳ないなって気持ちはどうしても」番組では、小中学生で増加している「不登校」をテーマにトークを展開。その中で、あのさんは、「そもそも小学校の人間関係がうまくいかなくて、中2から卒業までは不登校」だったと話した。きっかけはいじめだという。あのさんは、いじめ自体も辛かったが、それ以上に辛かったこととして、「みんなが言っている悪口を一緒にノリ良くやったらいじめられないんだろうなって思ったけど、周りに合わせることで、自分がなくなっちゃうみたいな、そのしんどさが一番勝って、不登校になった」と話した。家族からは「(学校に)絶対行け!」などと無理強いされることはなかったが、あのさんは、家にいじめに関する本が増えていく様子などを見て「親には申し訳ないなって気持ちはどうしてもありました」と振り返った。あのさんは続けて、当時、母に車で学校の前まで送ってもらったものの行くことができず、帰って母と一緒にマクドナルドのポテトを食べた時間が忘れられないと話し、不登校だったことについて次のように述べた。「学校に行って得られることってたくさんあるけど、そうじゃなかったからこそ見えるものも、感じられるものもいっぱいある。お母さんと向き合った時間とか」子が不登校の親に「最後まで見てもらえると」放送後の26日、あのさんはXで、番組について多くの反響があったとし、「声震えてたかもだけど話して良かったなと思ってるよ」と明かした。一方、「テレビだから勿論編集してもらってたり持ち時間もあるので喋るの下手な分80%も伝わらないとは思ってるけど」とし、「これはこういう意味だよとか誤解とか色々本当は話したいけど、さらに長文でツイートしてしまいそうなので今日一日下書きに置いといてある。迷う」と明かした。最後に、「特に自分の子供が不登校の親の人とかには最後まで見てもらえると嬉しいです」と呼びかけた。
記事に戻る