「ダダ漏れ」批判の静岡県警が一転? 広末涼子さん、釈放シーン撮影逃すテレビ続々

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「『悪い』のは情報を流した側、すなわち警察」

   広末さんは交通事故を起こして搬送された先の病院で医療関係者をけがさせたとして、8日に現行犯逮捕された。各メディアでは本人だと断定される前から、静岡県警の発表に準拠する形で「自称・広末涼子容疑者」と速報。広末さんの過去の映像を流すニュース番組もみられた。

   その後、広末さんが事故を起こす前に立ち寄ったサービスエリアで他人に話しかける、取り調べ中に大声を上げるなど落ち着かない様子が続いていたこと、薬物検査を行う予定であることも報じられ、SNSでさまざまな憶測が投稿された。

   こうした中、SNSでは広末さんへの心配の声のほか、過熱するメディア報道に疑問の声が上がっている。

   一部のテレビ番組では、取り調べ時の様子をCG再現したVTRや、家宅捜索の報道に際し、広末さんの自宅周辺の様子など、広末さんのプライバシーに関わる情報を放送するケースもみられた。

   朝日新聞は15日朝刊で、今回の事案をめぐる報道のあり方を特集。ウェブサイトにも「著名人の逮捕報道、過熱を危ぶむ声 専門家ら『法や人権ないがしろ』」の見出しで記事を載せた。ルポライターの安田峰俊さんは、コメント欄に「悪いのはマスコミでしょうか?」「同じく『悪い』のは情報を流した側、すなわち警察(静岡県警)であるといえます」と書き込み、警察側のスタンスにも問題があると指摘していた。

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