広末涼子さん釈放「傷害罪では処罰されない」と若狭勝弁護士 では危険運転致傷罪の扱いは

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   東名高速道路でトンネル壁面衝突の事故を起こし、搬送先の病院で看護師を蹴るなどしてけがをさせたとして、傷害容疑で静岡県警に逮捕された俳優の広末涼子さんは、2025日4月16日釈放された。広末さんは午前6時20分ごろ、留置されていた浜松西署の正面玄関に黒いジャケット姿で現れ、報道陣のカメラに向かって深く頭を下げ、迎えに来た車に乗り込んだ。

  • 画像はサン!シャイン公式ホームページより
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  • 広末涼子さん(2012年撮影)
    広末涼子さん(2012年撮影)
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  • 広末涼子さん(2012年撮影)

被害者の看護師と示談が成立の可能性

   今後、広末さんの処分はどうなるのか。16日放送の情報番組「サン!シャイン」(フジテレビ系)で、東京地検元公安部長・若狭勝弁護士が解説した。

   若狭弁護士は釈放されたことについて、「おそらく示談が成立して、示談書が検察庁に提出された可能性が高いと思います」という。

   被害者の看護師と謝罪や補償の話し合いがついたので、身柄勾留しておく必要はないと静岡地検は判断したということだ。今後については、「これによって傷害罪については処罰されない。いわゆる起訴猶予といって、不起訴になる可能性が高い」とみる。

薬物を体内に入れた証拠は見つからず

   MCの谷原章介さんは「ただ、交通事故もかなり大きな事故だったじゃないですか。(こちらの)今後の行方はどうなりそうですか」と聞く。

   若狭弁護士は「危険運転致傷罪ということで、薬物の影響でああいう事故を起こしたんじゃないかという疑いで(家宅)捜索まで入ったんですけど、薬物を体内に入れたっていう証拠が見つからないということなので、今後は薬物の影響による危険運転致傷罪での処罰というは難しいと思うんです」と話した。

   トンネル壁面衝突の原因としては、スピードの出しすぎ、携帯電話使用、わき見運転などが考えられ、そうした道路交通法違反の処分は残っている。

(シニアエディター 関口一喜)

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