自閉症やADHDの人を動物で表現、職場の「困った人」扱いに批判 カウンセラーの新刊でイラスト担当が謝罪「真摯に受け止める」

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イラスト担当は、批判を「真摯に受け止める」と謝罪

   新刊著書が炎上する騒ぎを受けて、イラストを担当したイラストレーターの芦野公平さんが4月16日、「装画に関するご報告と経緯のご説明」と題する投稿をnoteで行った。

   そこでは、「当該装画について差別的な印象を受けたというご意見があることを、真摯に受け止めております」などと謝罪したうえで、描いた経緯をつづった。

   それによると、出版社からは、社会的な背景を持つ登場人物を生き生きと肯定的に描くという指示を受けてラフを出したが、その後に、登場人物を動物に置き換えてほしいと依頼されて描き直したという。その中では、批判される可能性があるとの自覚も一方であったが、「危うさを感じつつも制作を進めたことは認めます」と明かした。そして、「図案変節の時点で、全体の構造や影響を見通す力、制作チームでのコミュニケーションを厭わない態度が不足していた点を深く、そして最も反省しております」としている。

   今回の炎上について、出版社や著者はどのように考えているのか。

   こうした点について、J-CASTニュースでは17日に取材を申し込んでおり、回答があり次第、追って伝える。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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