「サウナ人口」7年間で1200万人も減っていた 「ととのう」ブームだったはずがオワコンなのか

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サウナはカルチャーとしての成熟期に入った

   この結果を見ると、単にサウナを「オワコン」と言うなら、コロナ禍の時点でそう呼べなくもない。しかし、ブームが報じられて興味を持った流行好きのライトユーザーは、どんなブームでもすぐに離れるものだ。

   むしろヘビーユーザー離れが目止まりしていることを考えれば、サウナは「ブーム」ではなく、ひとつのカルチャーとして成熟しつつあると言ってもいいのではないか。

   ひとつ、同じように成熟期に入ったといわれるものにアウトドア・キャンプブームがある。最近、そのアウトドアとサウナを掛け合わせた「テントサウナ」が注目されている。

   それまでの室内のイメージと違い、薪を使ったサウナで温まったあとは、河川で身体を冷やすという、自然のなかで「ととのう」形式のサウナである。

   サウナは「オワコン」ではなく、「新しい時代」に入りつつあるのだ。

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