女性アナが同僚に睡眠薬、傷害罪で起訴 足の引っ張り合い、いす取り合戦と言われた特殊な仕事の裏側

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丸岡いずみさん「『敵』にすぐ相談できますか」

   被告の犯行動機は明らかとなっていないが、フジテレビの性加害問題が世間を騒がせるなかで報じられたこのニュースから、インターネット上で掘り起こされた10年以上前の発言が話題となっている。

   それは、かつて「マツコの部屋」(2009~11年/フジテレビ系)におけるマツコ・デラックスさんの発言だ。若手女子アナウンサーに向かい、「ここじゃ言えないけど、女子アナなんて足の引っ張り合いだからね。......そりゃそうよ。(中略)本番前(ほかの女子アナに)下剤飲ませちゃったりするのよ」とささやいたのである。

   この発言が掘り起こされると、事件発覚の1週間前の4月1日に「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)でフリーアナウンサー・キャスターの丸岡いずみさんが発言した内容も、改めて注目された。

   番組では前日に記者会見で発表された、フジテレビの性被害問題における第三者委員会による調査報告書の内容を報じていた。

   そのなかで、弁護士の橋下徹氏が「(被害に遭った女子アナウンサーは)嫌な気持ちがあったのに、なぜ直属の上司に相談しなかったのか」とコメントした。

   すると、北海道文化放送のアナウンサー経験のある丸岡キャスターは「同じアナウンサーの仲間に言えるかといえば、言えない」と主張し、改めてその理由をこのように語った。

「言葉は難しいんですけど、正直申し上げると『いす取り合戦』をやっているんですよ、アナウンス部は。(中略)そのなかで『敵』にすぐ相談できますか、という......それが実態です」
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