新しい「FANZAアプリ」を検討
FANZAは発表の中で「新しい視聴アプリの提供を検討」すると説明している。
「検討」ということは現時点では新しいアプリを開発していない......ということだろうか。「どうしてもスマホアプリでFANZAの動画を視聴したい!」というiPhoneユーザーは、手頃なAndroid機種を探して、それをサブ機にしたほうが手っ取り早いだろう。
DMM動画プレイヤーは洗練されたアプリだった。
上述の通り、このアプリには動画のダウンロード機能が備わっている。これを使えばオフライン環境下でも動画を視聴することができ、また、海外旅行先でもふだんと変わらず動画を楽しめる。
FANZAは国によってはアクセス自体をブロックされている。筆者の確認したところでは、たとえばインドネシアがそれに該当する。同国の情報通信省が行うブロックを避けてDMM動画プレイヤーを利用するなら、手段は2つ。「VPNを利用する」か「予め日本で動画をダウンロードしておく」かである。このアプリにそうした使い方があるのも事実だ。
FANZAは今後、DMM動画プレイヤーの実績を生かし、より高機能のアプリの開発に専念するのではないか。期待したい。(澤田真一)