「日本ではほとんどの専門家が『必要な行動だった』という見方だ」
野球人気の高い韓国では、日本球界への関心も高い。現役時代に国際大会で活躍した藤川監督の名は韓国でも広く知られていることから、「OSEN」は今回の藤川監督の行動を記事化したようだ。
記事では、頭部死球の場面を振り返り、「(藤川監督が)相手ベンチに向かって猛烈な怒りを爆発させる。『こっちへ来い』という挑発の合図も送る。『一勝負しよう』というアメリカンスタイルの意思表示だ。藤川監督はかつて大リーグでプレーしたことがある」と解説した。
そして、「日本では藤川監督に向けた賞賛があふれる。ほとんどの専門家が『必要な行動だった』という見方だ」と指摘した。
藤川監督は現役時代の12年オフ、海外フリーエージェント(FA)権を行使して、大リーグのシカゴ・カブスに入団した。その後、テキサス・レンジャーズに移籍し、大リーグでは3年間で通算29試合に登板し、1勝2セーブ1ホールドを記録した。
現役引退後は野球解説者などを経て、25年シーズンから阪神の監督としてチームを指揮している。