酒の持ち込みも禁止
持ち込みが禁止されている物品は、上に挙げたものだけではない。
持込禁止物(その他禁止物)について
・酒類全般(容器や開封未開封問わず全て)
・瓶、缶類の飲料 ※マイボトル、水筒を推奨、ペットボトルも可
・介助犬、聴導犬、盲導犬を除く動物並びに植物の種子
・アマチュア無線機、特定小電力無線機、トランシーバー等の無線通信機器(ただし、携帯電話、ラジオ、パソコン、タブレットを除く)、小型無人機(ドローン等)、ラジコン玩具
・のぼり、横幕、その他これらに類するもの
・拡声器、メガホン、スピーカー等、騒音を発するおそれのあるもの
・ローラースケート、スケートボード、キックボード、自転車等、他人の通行に支障を及ぼす恐れのあるもの
・スーツケースやキャリーケース、物品を運ぶようなカート等(サイズを問わず全て禁止)
・大きな荷物 X線検査装置で検査可能なサイズ[(幅)600mm×(高さ)400mm×(奥行)900mmに収まるサイズ]を超える荷物(ただし、高齢者、障がい者などの歩行補助機材、ベビーカーを除く)
・カメラの一脚又は三脚、自撮り棒(手のひらに収まるハンドサイズのものは除く)等、凶器となり得るもの
・その他会場の秩序及び安全対策上不適当と認められるもの
・その他法令等により所持が禁止されている物
外国人旅行者は、もしかしたら「酒類全般の持ち込み禁止」に気づかず万博会場へ入ってしまう......ということが相次ぐのではないだろうか。
渋谷ハロウィンの例を見ても分かる通り、外国人旅行者は「日本は路上呑みが許されている国」という間違ったイメージを持っている場合が少なくない。これは、海外諸都市では路上飲酒自体が法律で禁じられている場合が多いためだが、一方で日本でも路上飲酒を禁止する条例が制定されるように。
なお、これとは別に万博会場内での禁止行為として「販売、提供場所のエリア外で飲酒すること」という記載がある。
写真撮影を趣味にする人は、「カメラの一脚又は三脚、自撮り棒(手のひらに収まるハンドサイズのものは除く)等、凶器となり得るもの」という部分に気をつけたい。低速シャッターで人の流れを強調するような写真を撮りたい......という思惑は、残念ながら万博会場では叶いそうにない。