親の監視も届かない「ボイスチャット」でのやり取り
警察庁ではこうした被害を避けるためにも、子どものアカウントを保護者のアカウントで管理するペアレンタルコントロール機能の活用や、むやみに個人情報を交換しないことを徹底し、ゲーム上での行動を親が監視するよう呼びかけている。
しかし、近年のオンラインゲームではメッセージの交換をボイスチャット機能で行うことが主流となりつつあり、文字による記録が残らないため、親が監視の目を光らせづらくなっているのも事実だ。
日本では1兆円超、全世界では1000億ドル超の規模となっているオンラインゲーム市場。
子どもがゲームを楽しむ前に、まずは家庭による心がけの徹底から入ることが必要となっている。