広末涼子さん「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」診断明かし芸能活動休止へ 過熱する報道に改めて批判も

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「全員、自分の行動や心を省みるべき」

   SNSでは、「広末さんを面白おかしく扱ったり叩いたり、疑いの眼差しを向けてたメディア、SNSに投稿したりしてた人含め全員、自分の行動や心を省みるべきだぞ」「精神障害をカミングアウトしないと納得しない世の中ってどうなの? 生きにくくない?」など、過熱する報道や世論が広末さんに悪い影響を及ぼしたのではないかとの声も多い。

   ジャーナリストの佐々木俊尚氏は、Xで「『奇行』などと面白がって報道してたメディアは、自らの報道責任を検証すべきだと思います」と訴えた。

   性依存症の当事者であることを明かし、作品を通じて啓蒙活動に取り組んでいる漫画家の津島隆太さんは「広末涼子さんの双極性障害公表。診断前に他者が広末さんの精神病を指摘、疑うことに対しての批判はとても大きいものでした。しかしその批判が本人を治療から遠ざけ、被害者を生んでしまいます」と持論をつづった。

   「家族や周りの人間が知識を持っていない限り、精神病は放置され悪化してしまいます。被害者が出てからでは遅いんです。取り返しのつかない被害になることもあります。自分や自分の大切なひとが被害者、加害者になるまえに、社会がみんなが精神病の知識を得て、早期治療を促せるようにならないといけませんね」としている。

   お笑い芸人でYouTuberの大島育宙さんは、「広末涼子さんが双極性感情障害(躁鬱が交互に続く精神疾患)と甲状腺機能亢進症を公表。事務所の『本人の不調や苦しみを『体調不良』といった言葉で済ませてしまっていたことを/深く反省しております』という言葉が真摯で重い。著名人のメンタルヘルスケアが自己責任論からますます遠ざかることを祈る」とつづった。

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