純正品は割高だが保証期間の長い利点もある
一方、純正のカーナビなどがメーカーオプションで設定されている場合、多少割高でもこちらを選ぶメリットもある。工場でインストルメントパネルに純正品をビルトインするため、社外の汎用品よりもデザイン面で一体感があり、機能的だろう。
さらに純正オプションは汎用品よりも保証期間が長い場合が多く、それもメリットといえる。しかし、その分、純正オプションは量販店の汎用品よりも割高となる。
新車を購入し、カーナビなどを装着する場合、純正オプションと社外の汎用品を比較してみるとよい。パイオニアやケンウッドなど両者が同じ電機メーカーの商品なら性能や仕様に大差はないだろう。ユーザーはメーカーやディーラーのオプションと、オートバックスなど量販店の汎用品をじっくり吟味した方がよい。
(ジャーナリスト 岩城諒)