井上尚弥「TKO勝利」もダウンは「ガチで効いていた」と亀田大毅氏 「フェザー級はきつい」その理由

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「井上選手のベストは、スーパーフライ級とかバンタム級」

    「(試合を見て)思ったんですけど、やっぱりフェザー級は今じゃないというか。フェザー級は井上選手の体格ではない。(次戦の)アフマダリエフはうまいボクサーなのであれですけど、ニック・ボールみたいな選手が井上選手の弱点ではないが、(井上に勝つ)チャンスがある」

    さらに、「井上選手のベストは、スーパーフライ級とかバンタム級だったと思う」と指摘し、こう続けた。

    「井上選手はポテンシャルでここまできている。足を使うボクシングなど(スタイルの)スイッチがきくのならば、フェザー級でも勝てると思うが、ああいう形で打ち合いを好んでフェザー級で挑戦するのなら、正直きついと思う。今日の試合は、今までの貯金で勝てた。ネリ戦で倒れて、その後、ちゃんとリカバリーしながら自分のボクシングをした。あの時、倒れたことが今回めちゃくちゃ生きた。今回は井上選手のボクシングスキルで勝ったという感じなので、あれがもしフェザー級だったらと考えると怖い」

    これまでのスポーツ紙の報道によると、井上はフェザー級をボクシングキャリアの最終地点と考えているようで、将来的に本格的な転向を計画しているという。

    井上のフェザー級転向にあたり、亀田氏は体格面での不安を指摘し、今回のダウンについて「フェザー級だったらあれが命取りになる可能性がある」とした上で、「やっぱり適正階級があるので、無理してはダメなんですよ」と主張した。

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